1963年10月11日生まれ。
競馬戦線のレース記事の担当者。
20歳の頃から競馬にのめり込み神戸大学を中退。
中退後は競馬で生活をしながらブログサイトで予想を発信していたところ某競馬予想サイトにヘッドハンティングされる。
その後、某競馬予想サイトの閉鎖に伴い競馬戦線にアサイン。
これまでにG1レースで数々の高額払い戻しを獲得しており、2024年に入ってからも連戦連勝を重ねている。
どうも、競馬戦線の執筆者「阿部慎吾」です。
今週は、上半期最後のG1「宝塚記念」が開催されます。
優勝賞金2億2000万円を争うレースで、夏競馬前最後のG1として競馬ファンが大注目するレース。
本記事では、そんな宝塚記念の予想で役立つ情報を大公開!
▶この記事でわかること
などなど宝塚記念2024の予想をより楽しく・攻略するための情報を徹底網羅!
ぜひ、最後までお付き合い下さい!
早速本題に移っていきます。
私なりに宝塚記念2024の本命馬・対抗・穴馬・危険な人気馬を予想印でご紹介!
予想印も公開しているので、是非参考にしてみて下さい。
◎本命馬 | ジャスティンパレス |
---|---|
◯対抗馬 | ドウデュース・ローシャムパーク |
☆穴馬 | ルージュエヴァイユ |
▲単穴 | ブローザホーン |
△連下 | プラダリア |
危険な人気馬 | ベラジオオペラ |
本命に選んだのはジャスティンパレス!
昨年の天皇賞・春以来のG1・2勝目を狙う実力馬です。
今年は父ディープインパクトが勝利した2006年以来、18年ぶりの京都開催と舞台替わりも味方に付けれるのではないでしょうか?
1着はもちろん、馬券圏内は堅いでしょう。
しかし、宝塚記念は「上半期のドリームレース」。
昨年の有馬記念の覇者ドウデュース、今年の大阪杯を制したベラジオオペラなど、馬券に絡む可能性が高い実力ある馬が揃っています。
より勝利を確実にしたい方は以下のサイトが公開しているさきたま杯の予想と私の予想を比較して被った馬番に注目してください。
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もちろん私の予想ではなく買い目に丸乗りしてもいいですw
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また、競馬戦線では毎週レースで役立つ情報を配信しています。
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競馬戦線が宝塚記念の本命馬に選出したのは・・・ジャスティンパレスです!
昨年の天皇賞・春を制したジャスティンパレス。
血統表は以下の通りです。
ディープインパクト 2002 鹿毛 |
サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
Halo |
Wishing Well | ||
ウインドインハーヘア 1991 鹿毛 |
Alzao | |
Burghclere | ||
パレスルーマー 2003 鹿毛 |
Royal Anthem 1995 黒鹿毛 |
Theatrical |
In Neon | ||
Whisperifyoudare 1997 鹿毛 |
Red Ransom | |
Stellar Affair |
父は京都外回りを得意とするディープインパクト、母のパレスルーマはヌレイエフ系ロイヤルアンセムの産駒で現役時代はアメリカで5勝を挙げました。
パレスルーマは、スタミナ豊富な産駒を送り出すのが特徴。
ジャスティンパレスのこれまでのレースを見ているとディープ産駒ながらスパッと切れる感じはなく、ノシノシ感のあるタフな末脚が持ち味という印象。
この点についてはルメール騎手も追い切り後に「瞬発力がないのでラスト500mでポジションを上げたほうがいい」とコメントを出していました。
一瞬の加速より、長い直線で勢いに乗って最後まで脚を使うような競馬が1番適していると考えます。
これらを踏まえて、長い直線で末脚比べができる京都外回りへの舞台替わりは間違いなくプラス。
有馬でドウデュースに着けられた1馬身半ちょっとの差は十分に逆転可能と見ています。
競馬戦線が宝塚記念の対抗馬に選出したのは・・・ドウデュースです!
昨年の有馬記念を制したドウデュース。
血統表は以下の通りです。
ハーツクライ 2001 鹿毛 |
サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
Halo |
Wishing Well | ||
アイリッシュダンス 1990 鹿毛 |
トニービン | |
ビューパーダンス | ||
ダストアンドダイヤモンズ 2008 鹿毛 |
Vindication 2000 黒鹿毛 |
Seattle Slew |
Strawberry Reason | ||
Majestically 2002 黒鹿毛 |
Gone West | |
Darling Dame |
配合を見るとスワーヴリチャード的なハーツクライとシアトルスルーの組み合わせなので大箱のダービーを勝てたのはわかります。
ただ、走りを見てみると回転の速い走りをするのがドウデュースの特徴。
スライドも伸ばすことはできますが、結局のところは小回りでマクリ潰す競馬が得意だと思います。
実際に古馬になってからドウデュースが勝った2戦はいずれも小回り・内回りコースが舞台でした。
だとすれば京都外回りコースでの開催というのはあまり歓迎できる要素ではないような気がします。
短い距離なら、ピッチで加速して雪崩込むような競馬もできますが、道中で消耗する2,200mのG1だとラストで差される危険性もあるような・・・
もちろん実力、脚力には最上位の評価を与えつつ、印としては対抗までにさせていただきます。
競馬戦線が宝塚記念の対抗馬に選出したのは・・・ローシャムパークです!
大阪杯2着と好走したローシャムパーク。
血統表は以下の通りです。
ハービンジャー 2006 鹿毛 |
Dansili 1996 黒鹿毛 |
デインヒル |
Hasili | ||
Penang Pearl 1996 鹿毛 |
Bering | |
Guapa | ||
レネットグルーヴ 2010 黒鹿毛 |
キングカメハメハ 2001 鹿毛 |
Kingmambo |
マンファス | ||
イントゥザグルーヴ 2001 鹿毛 |
サンデーサイレンス | |
エアグルーヴ |
ハービンジャー×キングカメハメハの組み合わせは、モズカッチャンやブラストワンピースを出た必殺の配合パターン。
打点の高さは折り紙付きです。
晩生傾向の強いエアグルーヴ牝系なので5歳の今がまさにピーク。
前走の大阪杯は道中で動いた戸崎圭太騎手のファインプレーが影響した印象。
決して小回り適正で連帯した感じでは無かったと思います。
血統からも広いコース向きなので阪神内回り2,000mから京都外回り2,200mに舞台が替わるのはプラス。
後は極端に雨で馬場が悪化しなければという感じではありますが・・・
単純に荒れた馬場は大丈夫でしょうし、極端に渋らなければ対応できると思うので当日の天候次第では十分に好走する可能性大です!
競馬戦線がさきたま杯の穴馬に選出したのは・・・ルージュエヴァイユです!
大阪杯では人気薄ながらインを突いて3着に食い込んだルージュエヴァイユ。
血統表は以下の通りです。
ジャスタウェイ 2009 鹿毛 |
ハーツクライ 2001 鹿毛 |
サンデーサイレンス |
アイリッシュダンス | ||
シビル 1999 鹿毛 |
Wild Again | |
シャロン | ||
ナッシングバットドリームズ 2014 鹿毛 |
Frankel 2008 鹿毛 |
Galileo |
Kind | ||
デインドリーム 2008 鹿毛 |
Lomitas | |
Danedrop |
父はジャスタウェイ、母のナッシングバッドドリームズは、フランケル×凱旋門賞馬デインドリームという超良血です。
配合から例えるなら「重厚なダノンザキット」みたいなイメージ。
スタートが悪くて、エンジンの掛かりも遅いこの馬にとって阪神2,000mは間違いなく向いていなかったのに3着に来れたのは、大きく成長した証ではないでしょうか。
ポテンシャルとしては、今年のメンバーであれば馬券内としては十分通用するかと。
京都2,200mがベストなだけにここは連続好走が期待できます!
競馬戦線がさきたま杯の危険な人気馬に選出したのは・・・ベラジオオペラです。
前走の大阪杯で初のG1タイトルを手にしたベラジオオペラ。
血統表は以下の通りです。
ロードカナロア 2008 鹿毛 |
キングカメハメハ 2001 鹿毛 |
Kingmambo |
マンファス | ||
レディブラッサム 1996 鹿毛 |
Storm Cat | |
サラトガデュー | ||
エアルーティーン 2012 栗毛 |
ハービンジャー 2006 鹿毛 |
Dansili |
Penang Pearl | ||
エアマグダラ 2003 栗毛 |
サンデーサイレンス | |
エアデジャヴー |
父はロードカナロア、母のエアルーティーンはJRAで5戦して1勝の成績を収めました。
このアイドリームドアドリーム牝系の特徴は、内回り・小回りの機動力勝負で強さを発揮する点にあります。
小脚をしっかり伝える牝系で、内回りの中距離の重賞では絶対に印を着けておきたい存在ではありますが・・・
大阪杯で操縦性の良さと内回り向きの小脚性能で阪神芝2,000mを勝ちきったことを考えれば、京都外回りに替わるのは正直不安しかありません。
加えて、G1昇格後の大阪杯勝ち馬が同年の宝塚記念に出走した際の成績は【0‐0‐1‐4】の複勝率20%と微妙な成績。
前走の勝利で人気になりそうですが、馬券的には軽視するのがベストかと思います。
続いて見ていくのは、宝塚記念の出走馬・枠番について。
一覧がこちら。
枠番/馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 父馬 | 母馬 | 前走結果 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1/1 | シュトルーヴェ | セ5 | 56.0 | ダミアン・レーン | キングカメハメハ | アンチュラス | 目黒記念(GII):1着 | 堀宣行 (美浦) |
2/2 | ジャスティンパレス | 牡5 | 58.0 | クリストフ・ルメール | ディープインパクト | パレスルーマー | ドバイシーマC(GI):4着 | 杉山晴紀 (栗東) |
3/3 | ベラジオオペラ | 牡4 | 58.0 | 横山和生 | ロードカナロア | エアルーティーン | 大阪杯(GI):1着 | 上村洋行 (栗東) |
4/4 | ドウデュース | 牡5 | 58.0 | 武豊 | ハーツクライ | ダストアンドダイヤモンズ | ドバイターフ(GI):5着 | 友道康夫 (栗東) |
4/5 | ディープボンド | 牡7 | 58.0 | 幸英明 | キズナ | ゼフィランサス | 天皇賞(春)(GI):3着 | 大久保龍 (栗東) |
5/6 | ヒートオンビート | 牡7 | 58.0 | 坂井瑠星 | キングカメハメハ | マルセリーナ | 目黒記念(GII):7着 | 友道康夫 (栗東) |
5/7 | プラダリア | 牡5 | 58.0 | 池添謙一 | ディープインパクト | シャッセロール | 大阪杯(GI):6着 | 池添学 (栗東) |
6/8 | カラテ | 牡8 | 58.0 | 岩田望来 | トゥザグローリー | レディーノパンチ | 鳴尾記念(GIII):1着 | 音無秀孝 (栗東) |
6/9 | ソールオリエンス | 牡4 | 58.0 | 横山武史 | キタサンブラック | スキア | 大阪杯(GI):7着 | 手塚貴久 (美浦) |
7/10 | ローシャムパーク | 牡5 | 58.0 | 戸崎圭太 | ハービンジャー | レネットグルーヴ | 大阪杯(GI):2着 | 田中博康 (美浦) |
7/11 | ヤマニンサンパ | 牡6 | 58.0 | 団野大成 | ディープインパクト | ヤマニンパピオネ | 鳴尾記念(GIII):4着 | 斉藤崇史 (栗東) |
8/12 | ブローザホーン | 牡5 | 58.0 | 菅原明良 | エピファネイア | オートクレール | 天皇賞(春)(GI):2着 | 吉岡辰弥 (栗東) |
8/13 | ルージュエヴァイユ | 牡5 | 58.0 | 川田将雅 | ジャスタウェイ | ナッシングバットドリームズ | 大阪杯(GI):3着 | 黒岩陽一 (美浦) |
上半期最後のG1宝塚記念に出場するのはこの13頭。
有馬記念と同様に出走馬はファン投票で決定され、毎年大盛り上がりを見せています。
そんな宝塚記念での有力馬は、昨年度の有馬記念覇者のドウデュース。
今年はドバイに遠征して5着と思ったような結果を残せていませんが、実力は文句の付け所がありません。
今走でも活躍する可能性は高いでしょう。
果たして、今年の宝塚記念はどの馬が制するのか…。
今から目が離せません!!
6月23日時点での「宝塚記念」の予想オッズが以下の通り。
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | ドウデュース | 2.3 |
2 | ジャスティンパレス | 4.2 |
3 | ブローザホーン | 8.0 |
4 | ローシャムパーク | 11.7 |
5 | ベラジオオペラ | 11.9 |
6 | プラダリア | 12.7 |
7 | ソールオリエンス | 16.8 |
8 | シュトルーヴェ | 19.2 |
9 | ディープボンド | 19.7 |
10 | ルージュエヴァイユ | 29.0 |
11 | カラテ | 97.9 |
12 | ヤマニンサンパ | 107.7 |
13 | ヒートオンビート | 109.4 |
現時点での最も人気なのはドウデュース。
先述したように、ドウデュースは昨年度の有馬記念を制した馬。
前走はドバイターフ(GI) に出走。
結果は5着と結果を残せませんでしたが、実力は本物です。
また、他にもジャスティンパレスを含め多くの実力馬が出走します。
レース展開に注目しておきましょう!
続いては、宝塚記念のレース概要をご紹介!
出典:JRA公式
宝塚記念は、有馬記念と同様に競馬ファンによる投票で出走馬が決定するレース。
毎年阪神競馬場で開催されており、上半期最後のG1レースとして盛り上がりを見せています。
ただ、今年は阪神競馬場の大規模な改修工事の影響で京都競馬場での開催。
京都競馬場で宝塚記念が開催されるのは8回目となっています。
果たして今年の勝利馬はどの馬になるのか、注目しておきましょう!
今年の宝塚記念は「京都競馬場芝2,200m」で開催されています。
京都競馬場芝2,200mの概要は以下の通り。
出典:JRA公式
コース | 右回り(Dコース) |
---|---|
1周の距離 | 1,839.9m(内回り) 1,951.3m(外回り) |
直線距離 | 323.4m(内回り) 398.7m(外回り) |
高低差 | 3.1m(内回り) 4.3m(外回り) |
フルゲート | 18頭 |
2,200mレコード | 2.09.7 (ネプチュナイト) |
京都競馬場芝2,200mはゴールやや手前の直線からスタート。
スタートから最初のコーナーまでは平らで約397mと長く、ハイペースになることは少なめ。
そんな京都競馬場芝2,200mは、スピードだけでなくスタミナも要求されるコースとなっています。
よって、ハイペースな展開を望む「逃げ」の脚質を持つ馬が不利と言われることも。
実際に脚質別の勝率・複勝率を見てみると・・・
脚質 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 8.9% | 31.1% |
先行 | 13.6% | 37.9% |
差し | 12.5% | 31.9% |
追い込み | 0.0% | 4.6% |
逃げの脚質の馬の勝率は8.9%のみ。
追い込み馬に比べると結果を残せてはいますが、イマイチといったところ…。
そのため、宝塚記念で予想をする際は逃げ馬を本命にすることは避けるべきでしょう。
ここからは、宝塚記念に出場する出走馬の各陣営・口コミ評価を基に、全頭診断を行いました。
宝塚記念の予想に役立つ情報なので、是非参考にしてみて下さい!
ここからは、宝塚記念に出場する出走馬の各陣営・口コミ評価を基に、全頭診断を行いました。
宝塚記念の予想に役立つ情報なので、是非参考にしてみて下さい!
競走馬名 | ジャスティンパレス |
---|---|
血統 | ディープインパクト×パレスルーマー |
通算成績 | 14戦5勝 [5-2-2-5] |
馬主 | 三木正浩 |
セリ取引価格 | 2億900万円 (2020年 セレクトセール) |
募集情報 | − |
調教師 | 杉山晴紀 (栗東) |
生産者 | ノーザンファーム |
獲得賞金 | 6億5,387万円 (中央) |
主な勝鞍 | 23'天皇賞(春)(G1) |
3歳時は牡馬クラシック皆勤で菊花賞は3着。
4歳春に本格化を迎え天皇賞・春を制しました。
その後、宝塚記念3着、天皇賞・秋2着と好走しましたが、中距離G1ではほんの少し甘さが見られる印象。
馬体のデキは◎。
ディープ産駒としては筋肉質で馬体がパンパンに張っています。
ドバイ以来のレースですが、ハリ・ツヤは上々で態勢は良好。
重以上に渋った芝の経験はありませんが、立ち気味の繋で渋った馬場は問題ないかと。
馬場が渋ってタフな京都芝2,200mなら本場のスタミナが十分に活きると思います。
ドウデュースは強いですが、リバティアイランド・スターズオンアースが不在の今回なら勝利の可能性は大きいでしょう。
競走馬名 | カラテ |
---|---|
血統 | トゥザグローリー×レディーノパンチ |
通算成績 | 41戦8勝 [8-2-1-30] |
馬主 | 小田切光 |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | − |
調教師 | 音無秀孝 (栗東) |
生産者 | 中地康弘 |
獲得賞金 | 2億5,832万円 (中央) |
主な勝鞍 | 23'新潟大賞典(G3) |
8歳馬ながらまだまだ現役という感じで頑張ってはいますが全盛期の力はもう無い印象。
去年や一昨年であれば、新潟大賞典・新潟記念といった得意の新潟競馬場で勝ててはいたんですが・・・
今年の新潟記念では14着と惨敗。
流石に今回の宝塚では馬券圏内に食い込むことはないかと思います。
正直この馬を中央で買うのは辞めたほうがいいかと。
競走馬名 | シュトルーヴェ |
---|---|
血統 | キングカメハメハ×アンチュラス |
通算成績 | 12戦6勝 [6-3-0-3] |
馬主 | 村木克子 |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | − |
調教師 | 堀宣行 (美浦) |
生産者 | 追分ファーム |
獲得賞金 | 1億9,245万円 (中央) |
主な勝鞍 | 24'日経賞(G2) |
慢性的な出遅れ癖を抱えますが、今年の2月に去勢開けで準OPを制すと、勢いそのまま日経賞と目黒記念を連勝。
最終世代となるキンカメ5歳世代の最後の大物の可能性を感じさせます。
父キンカメより母父ディープインパクトの影響が強いシャープな馬体。
銭形が薄っすら浮いて体調も良さそうですが、もう少し踏み込めそうな仕上がりかと。
ディープの血が強めで京都芝2,000は向きますが、馬場が渋ると切れが削れると思います。
競走馬名 | ソールオリエンス |
---|---|
血統 | キタサンブラック×スキア |
通算成績 | 15戦10勝 [10-3-0-2] |
馬主 | 社台レースホース |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | 1口:150万円/40口 |
調教師 | 手塚貴久 (美浦) |
生産者 | 社台ファーム |
獲得賞金 | 4億8,668万円 (中央) |
主な勝鞍 | 23'皐月賞(G1) |
復活を期す昨年の皐月賞馬ソールオリエンス。
個人的には「この馬は本質的には大箱向きではないのでは?」というのが正直な感想です。
中山競馬2,000mで京成杯と皐月賞を勝っていますが、2レース共に外をぶん回しての勝利であり、コーナリングの性能・小脚で勝ったと言う内容ではありませんでした。
外を回す競馬しかできない(これに関しては陣営の教育不足もある)のでそれがハマる馬場になるかどうかが鍵を握りますが、梅雨時且つロングラン開催の最終週という条件なら、そこもクリアできるのではないでしょうか。
競走馬名 | ディープボンド |
---|---|
血統 | キズナ×ゼフィランサス |
通算成績 | 28戦5勝 [5-5-3-15] |
馬主 | 前田晋二 |
セリ取引価格 | 1,782万円 (2018年 北海道セレクションセール) |
募集情報 | − |
調教師 | 大久保龍 (栗東) |
生産者 | 村田牧場 |
獲得賞金 | 7億3,122万円 (中央) |
主な勝鞍 | 21'阪神大賞典(G2) |
G1タイトルこそ遠いですが、天皇賞・春では2021年2着、2022年2着、2023年2着、2024年3着と4年連続で奮闘。
宝塚記念は3年連続の参戦で2022年が4着、2023年が5着と掲示板に残る安定感も見せています。
馬体のデキは◎。
キズナ産駒らしく肉付きが良く重量感のある馬体が特徴。
ツヤも素晴らしく春3戦目でピークといえる状態です。
条件的なベストは天皇賞・春ですが、渋った京都芝2,200mもいい条件。
先行勢が手薄で早めに先頭へ持ち込めれば1発の可能性もあるでしょう。
競走馬名 | ドウデュース |
---|---|
血統 | ハーツクライ×ダストアンドダイヤモンズ |
通算成績 | 15戦10勝 [10-3-0-2] |
馬主 | キーファーズ |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | − |
調教師 | 友道康夫 (栗東) |
生産者 | ノーザンファーム |
獲得賞金 | 10億2,726万円 (中央) |
主な勝鞍 | 23'有馬記念(G1) |
昨年の有馬記念で復活の勝利を挙げた2022年のダービー馬。
海外では力を出し切れていませんが、国内且つ武豊騎手騎乗なら【6‐1‐1‐0】の好成績を残しています。
馬体のデキは◎。
あばら骨をはっきり見せているのはダービー以来の仕上がり。
重さを感じさせず、全身を素軽く見せほぼ完璧な態勢です。
寝繋ぎで芝の良馬場で瞬発力を活かすタイプではありますが、叩きつけるピッチ走法で重まで問題なくこなせそう。
京都競馬場大得意の武豊騎手なら最低でも馬券には絡むと見ています。
競走馬名 | ヒートオンビート |
---|---|
血統 | キングカメハメハ×マルセリーナ |
通算成績 | 29戦5勝 [5-8-5-11] |
馬主 | 社台レースホース |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | 1口:150万円/40口 |
調教師 | 友道康夫 (栗東) |
生産者 | 社台ファーム |
獲得賞金 | 2億8,769万円 (中央) |
主な勝鞍 | 23'目黒記念(G2) |
ヒートオンビートはこのコースでの勝ち鞍があり、適性としては同配合のシュトルーヴェと似たような印象なので京都2,200mは問題ないでしょう。
ただこの馬に関しては、良馬場希望のタイプなので当日の空模様がポイントになりそうです。
一発の魅力がある坂井瑠星騎手に期待したい所。
競走馬名 | プラダリア |
---|---|
血統 | ディープインパクト×シャッセロール |
通算成績 | 16戦4勝 [4-2-2-8] |
馬主 | 名古屋友豊 |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | − |
調教師 | 池添学 (栗東) |
生産者 | オリエント牧場 |
獲得賞金 | 2億5,802万円 (中央) |
主な勝鞍 | 23'京都大賞典(G2) |
青葉賞以降は重賞で善戦止まりが続きましたが、昨年10月の京都大賞典で重賞2勝目を挙げたプラダリア。
今年は京都記念で重賞3勝目を達成しましたが、前走の大阪杯では詰めきれず6着という結果に終わりました。
馬体のデキは◎。
大阪杯出走時よりメリハリが強調され、肩周りから胸前の隆起が素晴らしく、馬体の締まり、ハリ共に前回以上。
春3戦目でピークと言える状態にあります。
繋ぎの角度は標準ですが、馬場重の京都大賞典で渋太く脚を伸ばせていたように道悪は得意と言えるでしょう。
現状は、京都が得意なG2大将という印象ですが先行勢が手薄な今回なら前残りに期待ができます。
競走馬名 | ブローザホーン |
---|---|
血統 | エピファネイア×オートクレール |
通算成績 | 20戦6勝 [6-3-4-7] |
馬主 | 岡田牧雄 |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | − |
調教師 | 吉岡辰弥 (栗東) |
生産者 | 岡田スタッド |
獲得賞金 | 2億6,264万円 (中央) |
主な勝鞍 | 24'日経新春杯(G2) |
4歳5月にOP入りした遅咲きの馬。
昨年秋以降に本格化し日経新春杯で重賞初Vを飾ると続く阪神大賞典で3着、天皇賞・春で2着と好走しました。
馬体のデキは◯。
420キロ前後の小柄でシャープ体付きが特徴です。
天皇賞・春も上々のデキでしたが、今回もいいデキで出走可能。
ディープボンド同様に渋ってスタミナが問われそうなのは歓迎材料と見ています。
ただし、中距離G1で超一線級と初対決となるのがどうか・・・。
競走馬名 | ベラジオオペラ |
---|---|
血統 | ロードカナロア×エアルーティーン |
通算成績 | 8戦5勝 [5-1-0-2] |
馬主 | 林田祥来 |
セリ取引価格 | 4,851万円 (2022年 千葉サラブレッドセール) |
募集情報 | − |
調教師 | 上村洋行 (栗東) |
生産者 | 社台ファーム |
獲得賞金 | 3億9,007万円 (中央) |
主な勝鞍 | 24'大阪杯(G1) |
昨年の皐月賞こそ先行して大敗してしまいましたが、それ以外のレースは崩れずに安定感のある走りを披露。
大阪杯ではローシャムパークとの追い比べを制しG1初制覇を飾りました。
馬体のデキは◯。
ロードカナロア産駒らしくシャープで素軽く見せるシルエットが特徴です。
大阪杯では先行策が綺麗にハマり、鞍上の判断とこの馬の粘りが活きた印象。
今回も前々で競馬を展開しそうですが、皐月賞のような不良に近い重だと弾けきれない可能性があると思います。
競走馬名 | ヤマニンサンパ |
---|---|
血統 | ディープインパクト×ヤマニンパピオネ |
通算成績 | 17戦3勝 [3-1-3-10] |
馬主 | 土井肇 |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | − |
調教師 | 斉藤崇史 (栗東) |
生産者 | 錦岡牧場 |
獲得賞金 | 6,493万円 (中央) |
主な勝鞍 | 22'飛鳥S(1600万下) |
ヤマニンサンパに関しては、1勝クラスを勝った後に2勝クラスを飛ばして飛鳥ステークス(3勝クラス)で勝つといった実力を持っており、能力・瞬発力に関してはかなり良いものを持っている印象。
OPに入ってからは大きく負けている訳でも無いですし、前走の鳴尾記念は後ろからの競馬にはなりましたが最後にしっかり追い詰めて粘りの4着につけました。
既に重賞レベルには到達していると思います。
今レースに関してはメンバーレベルが格段に上がっているので同馬にとってかなり難しいレースになると思いますが、自分の競馬をすることができれば掲示板に食い込むことは可能かと。
競走馬名 | ルージュエヴァイユ |
---|---|
血統 | ジャスタウェイ×ナッシングバットドリームズ |
通算成績 | 13戦4勝 [4-3-1-5] |
馬主 | 東京ホースレーシング |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | 1口:3万円/400口 |
調教師 | 黒岩陽一 (美浦) |
生産者 | 社台ファーム |
獲得賞金 | 1億9,953万円 (中央) |
主な勝鞍 | 22'ユートピアS(1600万下) |
重賞こそ未勝利も昨年のエリザベス女王杯2着、今年の大阪杯では3着と力はG1級。
馬体のデキは◯。
牝馬らしいシャープなシルエットが特徴。
四肢は長めで前走より馬体をふっくらと見せているのは良いと思います。
重馬場の経験は出遅れて大敗に終わった愛知杯の1戦だけですが、立ち気味の繋ぎで芝重馬場の適性は高いと考えていいでしょう。
渋って前が残るとキツイですが、ドウデュースが早めに動けば差し込むチャンスはあると見ています。
競走馬名 | ローシャムパーク |
---|---|
血統 | ハービンジャー×レネットグルーヴ |
通算成績 | 12戦6勝 [6-3-1-2] |
馬主 | サンデーレーシング |
セリ取引価格 | − |
募集情報 | 1口:75万円/40口 |
調教師 | 田中博康 (美浦) |
生産者 | ノーザンファーム |
獲得賞金 | 2億5,920万円 (中央) |
主な勝鞍 | 23'オールカマー(G2) |
元々セントライト記念で3着がありましたが、昨年の5月以降に本格化し重賞を連勝。
前走の大阪杯は道中一気に進出する競馬が奏功し2着という成績を残しました。
今回の宝塚記念は、ドウデュースやジャスティンパレスのようなバリバリのG1馬と当たってどれだけ戦えるのかが同馬の注目ポイント。
実力的には大きく引けを取っているイメージはないので、人気の盲点になるようであれば進んで買いたい1頭です。
スタートに難があるので、そこさえ克服できればかなり面白いレースになるのではないでしょうか。
続いては、宝塚記念に出走する13頭の最終追い切り後の評価を確認していきます。
各馬の評価は以下の通り。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 | 評価 | 最終追い切りタイム | 短評 |
---|---|---|---|---|---|---|
シュトルーヴェ | セ5 | 56.0 | 堀宣行 (美浦) | A | 美浦 坂 (重) 54.8 – 39.7 – 12.6 | 軽めも力強い足捌き |
ジャスティンパレス | 牡5 | 58.0 | 杉山晴紀 (栗東) | B | 栗東 CW (稍重) 51.5 – 36.5 – 11.3 | メンコ着用で行き過ぎるのを抑えて感じになったが折り合い良く軽快な様子 |
ベラジオオペラ | 牡4 | 58.0 | 上村洋行 (栗東) | S | 栗東・坂路(やや重)54.3-39.0-25.1ー12.5 | 軽めも回転力抜群の走り |
ドウデュース | 牡5 | 58.0 | 友道康夫 (栗東) | S | 栗東 CW (稍重) 51.2 – 35.9 – 10.9 | 抑えてだが回転力抜群の走り |
ディープボンド | 牡7 | 58.0 | 大久保龍 (栗東) | A | 栗東 CW (稍重) 55.8 – 39.5 – 11.9 | 軽めも脚が上がっておりしっかりとした脚取り |
ヒートオンビート | 牡7 | 58.0 | 友道康夫 (栗東) | C | 栗東 坂 (稍重) 57.2 – 42.5 – 14.1 | 頭高く動きも硬く |
プラダリア | 牡5 | 58.0 | 池添学 (栗東) | B | 栗東 坂 (不良) 53.2 – 38.7 – 12.4 | 時計は目立たないが回転力のある走り |
カラテ | 牡8 | 58.0 | 音無秀孝 (栗東) | C | 栗東 坂 (稍重) 53.6 – 38.2 – 12.0 | 前走の時よりも動きは良くなったが遅れが気がかり |
ソールオリエンス | 牡4 | 58.0 | 手塚貴久 (美浦) | B | 美浦 W (重) 52.8 – 37.7 – 11.5 | 折り合い良く前走時より集中力のある走り |
ローシャムパーク | 牡5 | 58.0 | 田中博康 (美浦) | B | 美浦南W(稍重) 80.6 – 64.9 – 50.5 –36.2 –11.2 | 先週に引き続き掛かり気味もスピード感のある走り |
ヤマニンサンパ | 牡6 | 58.0 | 斉藤崇史 (栗東) | B | 栗東 坂 (稍重) 52.8 – 38.6 – 12.6 | 前走時より安定感のある走り |
ブローザホーン | 牡5 | 58.0 | 吉岡辰弥 (栗東) | A | 栗東 坂 (稍重) 54.8 – 40.4 – 12.9 | 軽めも軽快なフットワークで |
ルージュエヴァイユ | 牡5 | 58.0 | 黒岩陽一 (美浦) | A | 栗東CW(不良) 82.6 – 67.7 – 53.2 –38.2 –11.3 | 回転力もあり翁 |
宝塚記念2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています!
YouTubeで見たいという方は「JRA公式チャンネル」で6月21日(金曜)の17時に公開されるのでチェックしてみましょう。
ここからは、宝塚記念2024の予想で役立つデータをご紹介!
過去10年のデータを参考に宝塚記念の傾向を読み取りました。
まずは、過去10年の宝塚記念の優勝馬をご覧下さい。
開催年 馬場 | 着順 | 名前 | 枠 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2023 良 | 1着 | イクイノックス | 3 | 1 | ドバイシーマクラシック(G1):1着 |
2着 | スルーセブンシーズ | 3 | 10 | 中山牝馬ステークス(G3):1着 | |
3着 | ジャスティンパレス | 5 | 2 | 天皇賞(春)(G1):1着 | |
2022 良 | 1着 | タイトルホルダー | 3 | 2 | 天皇賞(春)(G1):1着 |
2着 | ヒシイグアス | 5 | 5 | 大阪杯(G1):4着 | |
3着 | デアリングタクト | 4 | 4 | ヴィクトリアマイル(G1):6着 | |
2021 良 | 1着 | クロノジェネシス | 5 | 1 | ドバイシーマクラシック(G1):2着 |
2着 | ユニコーンライオン | 1 | 7 | 鳴尾記念(G3):1着 | |
3着 | レイパパレ | 2 | 2 | 大阪杯(G1):1着 | |
2020 稍重 | 1着 | クロノジェネシス | 8 | 2 | 大阪杯(G1):2着 |
2着 | キセキ | 7 | 6 | 天皇賞(春)(G1):6着 | |
3着 | モズベッロ | 6 | 12 | 天皇賞(春)(G1):7着 | |
2019 良 | 1着 | リスグラシュー | 8 | 3 | QE2世カップ(G1):3着 |
2着 | キセキ | 1 | 1 | 大阪杯(G1):2着 | |
3着 | スワーヴリチャード | 8 | 6 | ドバイシーマクラシック(G1):3着 | |
2018 良 | 1着 | ミッキーロケット | 2 | 7 | 天皇賞(春)(G1):4着 |
2着 | ワーザー | 7 | 10 | ライオンロックトロフィー(G3):6着 | |
3着 | ノーブルマーズ | 1 | 12 | 目黒記念(G2):2着 | |
2017 稍重 | 1着 | サトノクラウン | 8 | 3 | 大阪杯(G1):6着 |
2着 | ゴールドアクター | 2 | 5 | 天皇賞(春)(G1):7着 | |
3着 | ミッキークイーン | 7 | 4 | ヴィクトリアマイル(G1):7着 | |
2016 稍重 | 1着 | マリアライト | 8 | 8 | 目黒記念(G2):2着 |
2着 | ドゥラメンテ | 5 | 1 | ドバイシーマクラシック(G1):2着 | |
3着 | キタサンブラック | 2 | 2 | 天皇賞(春)(G1):1着 | |
2015 良 | 1着 | ラブリーデイ | 8 | 6 | 鳴尾記念(G3):1着 |
2着 | デニムアンドルビー | 3 | 10 | 天皇賞(春)(G1):10着 | |
3着 | ショウナンパンドラ | 1 | 11 | ヴィクトリアマイル(G1):8着 | |
2014 良 | 1着 | ゴールドシップ | 8 | 1 | 天皇賞(春)(G1):7着 |
2着 | カレンミロティック | 5 | 9 | 鳴尾記念(G3):4着 | |
3着 | ヴィルシーナ | 3 | 8 | ヴィクトリアマイル(G1):1着 |
昨年度の宝塚記念優勝馬はイクイノックス。
歴代最強馬とも言われる圧巻の走りを魅せてくれました。
では、上記結果を基に宝塚記念の傾向を詳しくご紹介します。
また、宝塚記念の過去レース映像を見たい方は、JRA公式のYouTubeをご覧下さい。
2014年〜2023年に開催された宝塚記念の単勝人気別成績がこちら。
1着 | 2着 | 3着 | |
---|---|---|---|
2023年 | 1番人気 | 10番人気 | 2番人気 |
2022年 | 2番人気 | 5番人気 | 4番人気 |
2021年 | 1番人気 | 7番人気 | 2番人気 |
2020年 | 2番人気 | 6番人気 | 12番人気 |
2019年 | 3番人気 | 1番人気 | 6番人気 |
2018年 | 7番人気 | 10番人気 | 12番人気 |
2017年 | 3番人気 | 5番人気 | 4番人気 |
2016年 | 8番人気 | 1番人気 | 2番人気 |
2015年 | 6番人気 | 10番人気 | 11番人気 |
2014年 | 1番人気 | 9番人気 | 8番人気 |
過去の宝塚記念は穴馬の好走が目立ちましたが・・・
近年では人気馬が馬券に絡む確率が高くなってきています。
そのため、人気馬は基本的に馬券に含めておく必要があるでしょう。
ただ、今年は阪神競馬場ではなく京都競馬場での開催。
前回京都競馬場で宝塚記念が1番人気で1着でゴール。
その後10番人気・9番人気が続き荒れた結果となりました。
今年の宝塚記念でも似たような結果になる可能性もあります。
よって、人気馬だけでなく、穴馬の選定にも力を入れておきましょう。
2014年〜2023年に開催された宝塚記念の枠順別成績がこちら。
1着 | 2着 | 3着 | |
---|---|---|---|
2023年 | 3枠 | 3枠 | 5枠 |
2022年 | 3枠 | 5枠 | 4枠 |
2021年 | 5枠 | 1枠 | 2枠 |
2020年 | 8枠 | 7枠 | 6枠 |
2019年 | 8枠 | 1枠 | 8枠 |
2018年 | 2枠 | 7枠 | 1枠 |
2017年 | 8枠 | 2枠 | 7枠 |
2016年 | 8枠 | 5枠 | 2枠 |
2015年 | 8枠 | 3枠 | 1枠 |
2014年 | 8枠 | 5枠 | 3枠 |
過去10年の傾向を見る限り、1.2枠が優勝したことは1度のみ。
そのため、1.2枠を本命にすることは避けるべきでしょう。
ただ、1.2枠は2.3着でゴールする確率は高く、対抗馬にぴったり。
完全に切り捨てる必要はありませんが、本命に選んだ馬が1.2枠の場合は注意しておきましょう。
また、過去10年で最も勝率が高い枠番は8枠。
勝率は驚異の60%と圧倒的な結果を残しています。
直近3年は掲示板から外れていますが、実力のある馬が8枠に入れば警戒しておきましょう。
2014年〜2023年に開催された宝塚記念で3着以内に入った馬の前走成績がこちら。
前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|
G1 | 5-5-8-58 | 6.6% | 13.2% | 23.7% |
G2 | 1-0-1-18 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
G3 | 1-3-0-20 | 4.2% | 16.7% | 16.7% |
海外G1 | 3-1-1-19 | 12.5% | 16.7% | 20.8% |
上記以外 | 0-1-0-4 | 0% | 20.0% | 20.0% |
過去10年の傾向を見る限り、前走にG1に出場した馬が好走しています!
今年はローシャムパークとベラジオオペラが前走で大阪杯(G1)に出場し、1,2着でゴール。
今年の宝塚記念でも馬券に絡む可能性は高いでしょう。
ただ、今年の宝塚記念で大注目なのが昨年度の有馬記念優勝馬の「ドウデュース」。
前走ではドバイのG1に出場し、結果は5着と思ったような結果を残せていませんが・・・
今年の宝塚記念では頭1つ抜けている実力を持っていることは確かでしょう。
注目の1頭なので、過去の傾向を覆す可能性も十分あるはずです。
2014年〜2023年に開催された宝塚記念の3着以内に入った馬の性齢が以下の通り。
1着 | 2着 | 3着 | |
---|---|---|---|
2023年 | 牡4 | 牝5 | 牡4 |
2022年 | 牡4 | 牡6 | 牝5 |
2021年 | 牝5 | 牡6 | 牡4 |
2020年 | 牡4 | 牡6 | 牡4 |
2019年 | 牝5 | 牡5 | 牡5 |
2018年 | 牡5 | セ7 | 牡5 |
2017年 | 牡5 | 牡4 | 牡4 |
2016年 | 牝5 | 牡4 | 牡4 |
2015年 | 牡5 | 牝5 | 牝4 |
2014年 | 牡5 | セ6 | 牝5 |
過去10年で開催された宝塚記念では、4歳馬の連対率が90%を超えています。
更に、直近の牡4歳馬は2年連続で1着。
そんな特徴に今年当てはまるのは「ベラジオオペラ 」と「ソールオリエンス 」の2頭。
今年も好走が期待できます!
また、逆に7歳馬の連対率は10%と低め。
基本的には7歳馬は切り捨てて良さそうです。
2014年〜2023年に開催された宝塚記念優勝馬の前走距離と着順が以下の通り。
1着 | 前走距離:着順 | |
---|---|---|
2023年 | イクイノックス | 2,410m:1着 |
2022年 | タイトルホルダー | 3,200m:1着 |
2021年 | クロノジェネシス | 2,410m:2着 |
2020年 | クロノジェネシス | 2000m:2着 |
2019年 | リスグラシュー | 2,000m:3着 |
2018年 | ミッキーロケット | 3,200m:1着 |
2017年 | サトノクラウン | 2,000m:6着 |
2016年 | マリアライト | 2,500m:2着 |
2015年 | ラブリーデイ | 2,000m:1着 |
2014年 | ゴールドシップ | 3,200m:1着 |
過去10年の結果を見る限り、宝塚記念の優勝馬は前走で2,000m以上のコースに出走しています。
この傾向に当てはめると・・・
宝塚記念2024で1番人気のドウデュースは消しの判断に…。
そのため競馬戦線では、ドウデュースは対抗馬に選定しています。
過去の傾向を覆す実力を持つ馬ですが、今年は対抗馬に留めておくのが懸命でしょう。
ここまで宝塚記念2024について詳しくご紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
上半期を締めくくる最後のG1レース。
果たしてどの馬が頂点に輝くのか…。
その動向に目が離せません!
是非今回ご紹介した予想方法を基に、宝塚記念で勝負してみて下さい!
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