関東オークス2024の予想に役立つデータを大公開!本命馬・穴馬・対抗馬・危険な人気馬を詳しくご紹介!

関東オークスサムネイル

どうも、競馬戦線の執筆者「阿部慎吾」です。

今週は、農林水産省が賞を提供する「関東オークス(Jpan2)」が開催されます。

優勝賞金3,000万円を争うレースで、毎年盛り上がり見せている関東オークス。

本記事では、そんな関東オークスの予想で役立つ情報を大公開!

▶この記事でわかること

などなど関東オークス2024の予想をより楽しく・攻略するための情報を徹底網羅!

ぜひ、最後までお付き合い下さい!

この記事の執筆者
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阿部 慎吾

1963年10月11日生まれ。
競馬戦線のレース記事の担当者。
20歳の頃から競馬にのめり込み神戸大学を中退。
中退後は競馬で生活をしながらブログサイトで予想を発信していたところ某競馬予想サイトにヘッドハンティングされる。
その後、某競馬予想サイトの閉鎖に伴い競馬戦線にアサイン。
これまでにG1レースで数々の高額払い戻しを獲得しており、2024年に入ってからも連戦連勝を重ねている。

関東オークス2024の枠番・出走馬をご紹介

まず最初に見ていくのは、関東オークスの出走馬・枠番について。

一覧がこちら。

枠番/馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 父馬 母馬 前走結果 調教師
1/1 スピナッチバイパー 牝3 55.0 達城龍次 タリスマニック マリントウショウ カサブランカ特別:1着 八木仁 (地方)
2/2 メイショウヨシノ 牝3 55.0 團野大成 ダノンレジェンド ピエナサクラ 3歳1勝クラス:1着 荒川義之 (栗東)
3/3 イゾラフェリーチェ 牝3 55.0 戸崎圭太 サトノクラウン ケイティーズハート スイートピーS(L):9着 鹿戸雄一 (美浦)
4/4 シンメルーブス 牝3 55.0 西啓太 ニューイヤーズデイ エクレールアンジュ ツイントップ特別:1着 野口寛仁 (浦和)
5/5 プリンセスアリー 牝3 55.0 森泰斗 キズナ ホワイトフローラ 東京プリンセス賞競走(重賞):3着 鹿沼良和 (浦和)
6/6 アンデスビエント 牝3 55.0 田口貫太 ドレフォン アンデスクイーン 3歳1勝クラス:1着 西園正都 (栗東)
6/7 ローリエフレイバー 牝3 55.0 笹川翼 マジェスティックウォリアー マヒナズヒル 東京プリンセス賞競走(重賞):2着 月岡健二 (地方)
7/8 グラインドアウト 牝3 55.0 赤岡修次 アメリカンペイトリオット クィーンロマンス のじぎく賞(重賞):4着 田中守 (地方)
7/9 クリスマスパレード 牝3 55.0 石川裕紀 キタサンブラック ミスエリカ サンスポ賞フローラS(GII):4着 加藤士津 (美浦)
8/10 ミスカッレーラ 牝3 55.0 御神本訓 シニスターミニスター スリーメロディー 東京プリンセス賞競走(重賞):4着 川島正一 (地方)
8/11 アンバーシュガー 牝3 55.0 藤原幹生 アジアエクスプレス オリーブジュエル 美江寺宿特別:8着 伊藤勝好 (地方)

関東オークスの出走馬はこの11頭。

7月に開催される「スパーキングレディースC」の前哨戦ということもあり、多くの実力馬が出場します。

中でも注目は中央競馬で活躍していた「クリスマスパレード」と「イゾラフェリーチェ」。

両者共に、初の地方競馬でどこまで結果を残せるのか気になるところ。

果たして、今年の関東オークスはどの馬が制するのか…。

今から目が離せません!!

関東オークス2024の出走馬の予想オッズ(6月11日現在)

6月11日時点での関東オークスの予想オッズが以下の通り。

人気 馬名 予想オッズ
1 イゾラフェリーチェ 1.9
2 アンデスビエント 2.8
3 クリスマスパレード 4.7
4 メイショウヨシノ 7.7
5 ローリエフレイバー 19.4
6 プリンセスアリー 23.4
7 ミスカッレーラ 58.0
8 グラインドアウト 165.5
9 シンメルーブス 254.5
10 スピナッチバイパー 291.1
11 アンバーシュガー 339.0

現時点での最も人気なのはイゾラフェリーチェ。

先述したように、イゾラフェリーチェは中央競馬出身の競走馬。

前走は9着と結果を残せませんでしたが、4戦2勝と決して弱い馬ではありません。

上位4頭に人気が集まるレースですが、波乱の展開はあるのか…。

レース展開に注目しておきましょう!

【関東オークス2024最終予想】本命馬・対抗・穴馬・危険な人気馬を予想印でご紹介!

ここからが本題。

私なりに関東オークス2024の本命馬・対抗・穴馬・危険な人気馬を予想印でご紹介!

予想印も公開しているので、是非参考にしてみて下さい。

◎本命馬 アンデスビエント
◯対抗馬 クリスマスパレード
☆穴馬 ローリエフレイバー
▲単穴 プリンセスアリー
△連下 グラインドアウト
危険な人気馬 イゾラフェリーチェ

本命に選んだのはアンデスビエント。

前走の1勝クラスでは3馬身半差で勝利を収め、血統だけでなく能力の高さも見せつけました。

1着はもちろん、馬券圏内は堅いでしょう。

しかし、今走は”対抗馬” ”注意”など、馬券に絡む可能性が高い実力ある馬が揃っています。

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おすすめの使い方!

  1. 監修者予想と上記サイトの予想を比較
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この方法を使って馬券を買えば勝率をぐっと伸ばすことができるでしょう。

もちろん私の予想ではなく買い目に丸乗りしてもいいですw

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【関東オークス2024予想】本命馬:アンデスビエント

競馬戦線が関東オークスの本命馬に選出したのは・・・アンデスビエントです!

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昨年9月の未勝利戦1着後にノドを手術したアンデスビエント。

今年の3月に復帰すると順調に着順を上げ、前走の1勝クラスでは3馬身半差で勝利を収めました。

ドレフォン産駒らしい丸みがある馬体で大きなトモが最大の特徴。

母アンデスクイーンの形をよく引き継いでる印象を持ちます。

不安要素は、初の関東遠征・左回り・ナイターの3点。

実際の走り自体には問題はありません。

JRA勢でダート中距離の1勝クラスの勝ちがあるのはアンデスビエントのみ。

母のアンデスクイーンはダート重賞で活躍しているので血統面で見ても評価は◎。

血の後押しもあり、ハナさえ切れば高確率で好走すると考えています。

【関東オークス2024予想】対抗馬:クリスマスパレード

競馬戦線が関東オークスの対抗馬に選出したのは・・・クリスマスパレードです!

関東オークス画像4

番手に付けて早めに抜け出す競馬で新馬戦、水仙賞を連勝。

フローラSは最後の直線で切れ負けしましたが4着と健闘しました。

胴はやや詰まり気味だが四肢は長めで全体のバランスは良好。

前々の競馬が得意ですが長躯短背で溜まれば十分切れるかと。

不安要素は、芝向きの血筋だという点。

芝での基礎能力の高さは本馬が一番ですし、砂を被りづらい外枠も引いたので折り合いさえ付けば十分に通用すると思います。

【関東オークス2024予想】穴馬:ローリエフレイバー

競馬戦線が関東オークスの穴馬に選出したのは・・・ローリエフレイバーです!

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昨年の東京2最優駿牝馬を4連勝で制した素質馬。

桜花賞をパスし臨んだ前走のSⅠ東京プリンセス賞は、直線で差されはしましたが、タイム差なしの2着と改めて力を示しました。

父マジェスティックウォーリアという血統は、今回と同舞台のJpnⅠ川崎記念を今年制したライトウォーリアと一緒。

胴はやや詰まっていますが四肢は長めなのでマイル・中距離でも十分通用すると思います。

JRAのTOP勢とはやや差がありますが、展開次第では馬券に絡む可能性大!

【関東オークス2024予想】危険な人気馬:イゾラフェリーチェ

競馬戦線が関東オークスの危険な人気馬に選出したのは・・・イゾラフェリーチェです。

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芝の新馬戦は5着もダート替わりの2戦目で初勝利を挙げ、続く芝のデイジー賞も逃げ切って勝利。

前走のスイートピーSは残り200m手前で脚が鈍り10着に沈みました。

馬体の完成度は非常に高く、研ぎ澄まされたシャープさが特徴。

胴は長めでシルエットは兄エフフォーリアに良く似ています。

マイルよりは中距離のほうが力を出してくれるかと。

現時点で人気を背負っていますがやや過大評価されていると競馬戦線は考えています。

中山ダート1,800mの勝ちタイムは遅いですし、2走前のデイジー賞も相手に恵まれて勝った感が・・・

今年の組み合わせなら馬券から完全に外すまではしなくてもいいですが、軸にするのは正直危険だと思います。

関東オークス2024のレース概要・開催場をご紹介

続いては、関東オークスのレース概要をご紹介!

まずは概要から見ていきます。

関東オークス概要

出典:ダートグレード競争特設サイト

関東オークスは、農林水産省が賞を提供するレースで、正式名称は「農林水産大臣賞典 関東オークス(Jpan2)」。

毎年川崎競馬場で開催され、3歳牝馬のダート王を決めるレースで盛り上がりを見せています。

そんな関東オークスで上位の成績を残せば、7月に開催される「スパーキングレディーカップ」の優先出走権を得ることが可能

そのため、出走馬はできるだけ上位の成績でゴールすることを必須となります。

果たして今年の勝利馬はどの馬になるのか、注目しておきましょう!

関東オークス2024が開催される川崎競馬場について

関東オークスは毎年「川崎競馬場2,100m」で開催されています。

川崎競馬場2,100mの概要は以下の通り。

川崎競馬場2100m

コース 左回り
1周の距離 1200m
直線距離 400m(ゴールまで300m)
高低差 平坦
フルゲート 14頭
2,100mレコード 2:10.7
(スマートファルコン )

川崎競馬場ダート2,100mはゴール向こう正面からスタート。

スタートしてから最初のコーナーまでの距離が長いことが特徴です。

そんな川崎競馬場2,100mですが、スピードよりもスタミナがある馬が勝つ傾向があります。

そのため、関東オークスでもスタミナがない馬は買い目から省く方がいいでしょう。

また、川崎競馬場2,100mでの有利な脚質は・・・

脚質 勝率 複勝率
逃げ 13.6% 37.3%
先行 10.7% 34.0%
差し 7.5% 22.4%
追い込み 2.1% 6.4%

川崎競馬場2,100mで最も優勢な脚質は「逃げ」。

2,100mという長丁場にも関わらず意外にも逃げ馬が好成績を収めているという分析結果になりました。

そのため、関東オークスで出場する逃げの脚質を持つ馬には注目しておきましょう。

【関東オークス2024予想】各陣営・口コミ評価を基に全頭診断

ここからは、関東オークスに出場する出走馬の各陣営・口コミ評価を基に、全頭診断を行いました。

関東オークスの予想に役立つ情報なので、是非参考にしてみて下さい!

アンデスビエント

関東オークス画像2

競走馬名 アンデスビエント
血統 ドレフォン×アンデスクイーン
通算成績 5戦2勝 [2-1-1-1]
馬主 グリーンファーム
セリ取引価格
募集情報 1口:20万円/200口
調教師 西園正都 (栗東)
生産者 ノーザンファーム
獲得賞金 1,940万円 (中央)
主な勝鞍 24'3歳500万下

初勝利後にノドの手術を挟み、その復帰戦こそ馬券圏外となったが、叩いた次走は後続を8馬身離す2着。

前走の1勝クラス勝ちは、優に古馬2勝クラスで勝ち負けを争える時計を叩き出しました。

一戦毎に着実に成長を遂げている印象。

小回りは小倉でのデビュー戦以来だが、当時は終始4~5馬幅分の外を回らされたうえに外へ張っていた中での3着でした。

小回り自体は問題なくこなすかと。

理想はハナ、スタートが上手で出脚も速く、同型がいても自分の形には持ち込めるだろうと考えています。

中間は栗東坂路で自己ベストをマーク、上り調子で本番を迎えられそう。

母アンデスクイーンは2020年、この川崎2100mでエンプレス杯制覇しています。

この馬自身、折り合いに難はなく、舞台適性は十分にあるはずなので期待していきましょう。

イゾラフェリーチェ

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競走馬名 イゾラフェリーチェ
血統 サトノクラウン×ケイティーズハート
通算成績 4戦2勝 [2-0-0-2]
馬主 吉田和美
セリ取引価格
募集情報
調教師 鹿戸雄一 (美浦)
生産者 ノーザンファーム
獲得賞金 1,722万円 (中央)
主な勝鞍 24'デイジー賞(500万下)

リステッドレースだった前走のスイートピーSでも5番人気に支持され、ダークホースの1頭と評価されたイゾラフェリーチェ。

結果は9着に敗れましたが、それ以前は3戦して2勝と好走しています。

とくにダートは未勝利戦といえ、2着に3馬身半の差をつけて楽勝する実力。

鹿戸調教師は「前走は折り合いの難しい面が出て失速しただけで、実力ではありません。当日イレ込まなければあんな事にはならないはずです。ダートを勝った時は強い競馬だったので、当然、期待しています」と語っています。

また、状態に関しては「前走後、ノーザンファーム天栄に放牧しましたが、良い状態で戻してもらえたので、好仕上がりです」と続けました。

「ナイター競馬も大丈夫でしょう」と、とくに大きな不安はないようだが「しいて言えば良馬場でやりたいです」との事。

クリスマスパレード

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競走馬名 クリスマスパレード
血統 キタサンブラック×ミスエリカ
通算成績 3戦2勝 [2-0-0-1]
馬主 G1レーシング
セリ取引価格
募集情報 1口:50万円/40口
調教師 佐々木晶 (栗東)
生産者 ノーザンファーム
獲得賞金 2,589万円 (中央)
主な勝鞍 24'水仙賞(500万下)

デビューから2000メートル戦と2200メートル戦をいずれも勝利。

2戦2勝で挑戦した前走のフローラS(GII)は初めて敗れたものの、勝ち馬から僅か0秒3差の4着と善戦して見せました。

今回は初めてのダートがカギになるが、この点について加藤士調教師は次のように語っています。

「こればかりはやってみないと分からない点があるので、何とも言えません。ただ、調教では何度もダートコースへ入れているし、フットワークを見ても走り辛そうとかそういう感じはありません」とのこと。

また、もう1点「経験上、初ナイターだとイレ込むケースが多いので、そこも心配」と続けましたが、最後は「能力的には決してヒケは取らないはずなので、そこに期待しています」と力強く語って〆た。

メイショウヨシノ

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競走馬名 メイショウヨシノ
血統 ダノンレジェンド×ピエナサクラ
通算成績 3戦2勝 [2-0-0-1]
馬主 松本好雄
セリ取引価格 825万円 (2022年 北海道セプテンバーセール)
募集情報
調教師 荒川義之 (栗東)
生産者 まるとみ冨岡牧場
獲得賞金 1,330万円 (中央)
主な勝鞍 24'3歳500万下

デビュー戦は既走馬相手に出遅れて砂を被って戸惑いながら直線で脚を見せるといういかにも初戦というレースぶりでしたが、2戦目は発馬を決めて好位につけ、砂を被っても問題なく、直線でもしっかり伸びて差し切り勝ち。

昇級戦の前走も先行勢の直後のインで脚をため、馬の間から渋太く脚を伸ばして競り合いを制しました。

デビュー2カ月で4戦目、重賞で一気の距離延長と条件は楽ではないが、まだ完成途上で3戦2勝と素質は高く、伸びしろも十分。

掛かっていくタイプではなく、一戦毎にレースも上手になっており、同厩舎の半兄メイショウキリモンはダート中距離で良績があるように、距離をこなせる下地もあると考えています。

ローリエフレイバー

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競走馬名 ローリエフレイバー
血統 マジェスティックウォリアー×マヒナズヒル
通算成績 7戦4勝 [4-1-1-1]
馬主 尾田信夫
セリ取引価格
募集情報
調教師 月岡健二 (地方)
生産者 丸幸小林牧場
獲得賞金 3,900万円 (地方)
主な勝鞍 東京2歳優駿牝馬

昨年の東京2歳優駿牝馬は4連勝で重賞初Vを飾ったローリエフレイバー。

逃げ粘った前走の東京プリンセス賞は勝ち馬にクビ差2着だったが、負けて強しの競馬をしてくれました。

その後は3週間ほどのリフレッシュ放牧をはさみ、5月中旬に帰厩。

6月6日には初めての川崎競馬場で最終追い切りを行っています。

「(単走で)内容も良く、思っていた以上の時計は出ましたが、厩舎へ帰ってからもカイバは食べています。遅生まれ(5月12日)なので、これまでは体の弱さや反動もありましたが、今はリバウンドもなくなり、3歳馬らしくなってきたなぁと感じています」と月岡健二調教師も成長を実感している様子。

距離延長については「競馬では見た目以上にフワッとするところがあるので、それをいい意味で生かしたいですね。ポテンシャルの高い馬ですし、良い競馬をしたいです」と期待を込めた。

プリンセスアリー

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競走馬名 プリンセスアリー
血統 キズナ×ホワイトフローラ
通算成績 7戦4勝 [4-1-1-1]
馬主 ライフエンタープライ
セリ取引価格 1,320万円 (2022年 北海道オータムセール)
募集情報
調教師 鹿沼良和 (地方)
生産者 宮内牧場
獲得賞金 3,740万円 (地方)
主な勝鞍 24'桜花賞(G)

2走前の桜花賞は直線で力強く抜け出し、牝馬一冠目を獲得。

6番手を追走した前走の東京プリンセス賞は、勝ち馬からクビ+クビ差届かず3着という結果でした。

初コースのため3コーナーで物見をして置かれ気味になったが、最後に追い上げた姿は、桜の女王としての意地を見せた形。

その後は関東オークスJpnIIに向け、2週間ほどのリフレッシュ放牧を挟み、野田トレセンに帰厩後も順調に調整を進めていました。

鹿沼良和調教師は「華奢な馬だし、普段の調教ではそこまで目立つようなところはありませんが、筋肉の質の良さや、心臓の強さ、根性が優れているんでしょう。今回も初コースなので、物見をしないといいなぁとは思っています。距離延長は心配していません」とコメントを残しています。

ミスカッレーラ

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競走馬名 ミスカッレーラ
血統 シニスターミニスター×スリーメロディー
通算成績 6戦3勝 [3-1-0-2]
馬主 辻牧場
セリ取引価格
募集情報
調教師 川島正一 (地方)
生産者 辻牧場
獲得賞金 3,000万円 (地方)
主な勝鞍 23'ローレル賞(東京2歳優駿牝馬TR(G)

3番手を追走した前走の東京プリンセス賞は直線で先頭に立つシーンも見られたが、最後は4着に終わったミスカッレーラ。

レース後に御神本訓史騎手は「調整の難しい馬だと思いますが(馬体重マイナス5キロ)、陣営も走れる状態で持ってきてくれました。前回より気合も乗って、行きっぷりも良かったです。まだこれからの馬」と振り返っていました。

この関東オークスJpnIIに向けて川島正一調教師は「以前よりテンションは落ち着いてきたし、力もついていると思います。スピードで押し切るのがこの馬のスタイルですが、今回は距離も延長するし、中央交流は道中のラップが厳しくなるので、それに対応ができるかどうか」とコメント。

ローレル賞V以来の川崎コースで、好レースを期待したい。

グラインドアウト

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競走馬名 グラインドアウト
血統 アメリカンペイトリオット×クィーンロマンス
通算成績 10戦4勝 [4-2-0-4]
馬主 酒井孝敏
セリ取引価格 385万円 (2022年 北海道サマーセール)
募集情報
調教師 田中守 (地方)
生産者 稲葉牧場
獲得賞金 1,560万円 (地方)
主な勝鞍 24'ル・プランタン賞(G)

年明けから佐賀競馬場に遠征し花吹雪賞、ル・プランタン賞と重賞を連勝。

鞍上の赤岡修次騎手にとっては1997年にイージースマイルで勝って以来、二度目の花吹雪賞制覇だった点も話題となりました。

前走ののじぎく賞では1番人気に支持されたものの4着。

メンバー強化でもあったが、それでも勝ち馬ニジイロハーピーとコンマ3秒差なら悲観は不要でしょう。

現在、そのニジイロハーピーとはグランダム・ジャパン3歳シーズンに於いて同ポイントの首位。

過去にはディアマルコが古馬シーズンで頂点に立っているが3歳女王となれば高知勢として初の快挙となります。

先日の東京ダービーの結果からも高知の3歳勢はハイレベル。

カテゴリーは異なるが是非ともチャンスを手にしてもらいたいです。

スピナッチバイパー

※スピナッチバイパーの画像は見当たりませんでした。

競走馬名 スピナッチバイパー
血統 タリスマニック×マリントウショウ
通算成績 14戦2勝 [2-2-1-9]
馬主 馬場剛
セリ取引価格 440万円 (2022年 北海道セプテンバーセール)
募集情報
調教師 八木仁 (地方)
生産者 大狩部牧場
獲得賞金 1,122万円 (地方)
主な勝鞍 カサブランカ特別

前走のカサブランカ特別を制したスピナッチバイパー。

関東オークスが開催される川崎競馬場をホームとしているので条件的にも整って見えますが・・・

過去14戦で1,600m以上を走ったことが一度もなく中距離適性は未知数。

父タリスマニックは中距離馬だったので全く無いとは言い切れませんが、本馬が走ったことがない以上不安が残ります。

JRA勢に割って入る能力は正直ないかと。

シンメルーブス

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競走馬名 シンメルーブス
血統 ニューイヤーズデイ×エクレールアンジュ
通算成績 4戦2勝 [2-0-0-2]
馬主 楠昌史
セリ取引価格 550万円 (2022年 北海道サマーセール)
募集情報
調教師 野口寛仁 (地方)
生産者 グッドラック・ファーム
獲得賞金 675万円 (地方)
主な勝鞍 ツイントップ特別

母父にゼンノロブロイを持つシンメルーブス。

血統を見たら中距離適正があるようにも見えますが、こちらもスピナッチバイパーと同様に2,000m以上を走ったことがないので距離延長がどう影響するかは全く見えません。

直近2レースでは上がりを使えていないので好走するかは正直微妙なところ。

アンバーシュガー

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競走馬名 アンバーシュガー
血統 アジアエクスプレス×オリーブジュエル
通算成績 17戦1勝 [1-2-2-12]
馬主 (有)ホースケア
セリ取引価格 308万円 (2022年 北海道セプテンバーセール)
募集情報
調教師 伊藤勝好 (地方)
生産者 金石牧場
獲得賞金 127万円 (地方)
主な勝鞍 桜東風賞

現時点で17レースをこなしているタフさが魅力のアンバーシュガー。

直近5レースでは馬券に一度も絡んでいなく正直走り過ぎ感が否めません。

一応、母父がディープインパクトなので血統的に距離適性はありますが・・・

直近成績はダントツで悪いので期待値はゼロ。

【関東オークス2024予想】過去10年分のデータからレース傾向を読み取る

ここからは、関東オークス2024の予想で役立つデータをご紹介!

過去10年のデータを参考に関東オークスの傾向を読み取りました。

詳細を確認していきましょう。

【関東オークス2024予想】近年はやや荒れる傾向がある

2014年〜2023年に開催された関東オークスの単勝人気別成績がこちら。

1着 2着 3着
2023年 3番人気 5番人気 1番人気
2022年 4番人気 5番人気 1番人気
2021年 1番人気 2番人気 5番人気
2020年 2番人気 4番人気 3番人気
2019年 4番人気 1番人気 2番人気
2018年 6番人気 5番人気 3番人気
2017年 1番人気 3番人気 6番人気
2016年 2番人気 7番人気 1番人気
2015年 2番人気 4番人気 8番人気
2014年 1番人気 5番人気 2番人気
  • 近年はやや荒れ傾向
  • 9番人気以降は切り捨てて問題なし

基本的に関東オークスは人気馬が好走する傾向があります。

そのため、基本的に人気馬は馬券に含めておく必要があるでしょう。

ただ、直近2年の結果を見ると3〜5番人気が好走しています。

そのため、人気馬だけで買い目を構築するのは危険。

関東オークスでは人気馬と中穴を幅広く買うことをおすすめします。

【関東オークス2024予想】JRA勢が結果を残しやすい

2014年〜2023年に開催された関東オークスの所属別成績がこちら。

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3連対率
JRA美浦 6 3 1 11 28.6% 42.9% 47.6%
JRA栗東 4 2 3 9 21.1% 31.6% 52.6%
南関東 0 4 5 59 0% 5.9% 13.2%
地方他地区 0 1 0 22 0% 4.3% 4.3%
  • JRA勢が上位を独占している
  • 地方勢が1着になったことはない

過去10年の傾向を見る限り、地方勢が1着になったことはありません。

ダート慣れしている地方勢でもJRA勢には中々勝ち越せないようですね…。

今年関東オークスに出場するJRA勢は全部で4頭。

中でも注目は6枠から出場するアンデスビエント。

直近のレースでも結果を残しており、枠番も良し。

文句なしに本命に選んでいい馬でしょう。

【関東オークス2024予想】5枠〜8枠が結果を残している

2014年〜2023年に開催された関東オークスの枠順別成績がこちら。

1着 2着 3着
2023年 7枠 3枠 7枠
2022年 5枠 7枠 1枠
2021年 5枠 6枠 1枠
2020年 5枠 7枠 7枠
2019年 8枠 8枠 4枠
2018年 4枠 5枠 3枠
2017年 7枠 5枠 1枠
2016年 8枠 5枠 4枠
2015年 8枠 6枠 6枠
2014年 2枠 5枠 6枠

過去10年の傾向を見る限り、内枠が1着となったのは1度のみ。

その他は基本的に5枠〜8枠が結果を残しています。

特に結果を残しているのは7枠の馬。

過去10年に開催された関東オークスでほとんど馬券に絡んでいます。

今年も7枠に出場する馬には注目しておきましょう。

【関東オークス2024予想】近年は平均配当が上がっている

2014年〜2023年に開催された関東オークスの平均配当がこちら。

馬連 三連複 三連単
2023年 1,930円 1,680円 11,600円
2022年 1,520円 1,880円 11,900円
2021年 270円 590円 1,660円
2020年 740円 1,570円 7,690円
2019年 630円 690円 5,810円
2018年 8,120円 9,050円 104,200円
2017年 430円 2,390円 5,670円
2016年 6,430円 4,230円 37,780円
2015年 1,180円 13,800円 40,240円
2014年 1,610円 1,070円 6,280円

2015年〜2018年頃までは平均配当が高くなっていた関東オークスですが・・・

2019年から2021年まではかなり低くなっていました。

ただ、直近2年は三連単の平均配当が1万円を超えてきています。

関東オークスでは、馬連・三連復ではそこまで旨みがないので、三連単で勝負することがおすすめです。

関東オークス2024最終予想まとめ

ここまで関東オークス2024について詳しくご紹介してきました。

いかがだったでしょうか?

3歳馬のダート女王を決める関東オークス。

果たしてどの馬が頂点に輝くのか…。

その動向に目が離せません!

是非今回ご紹介した予想方法を基に、関東オークスで勝負してみて下さい!

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