地方競馬ダート3冠とは?中央・地方の垣根を超えて争われる白熱のレースを徹底解説!
どうも競馬戦線の管理人です。
みなさんは競馬において参加するレースを決める際、何を基準に決めていますか?
中央競馬であれば、日本ダービーが有名なクラシック3冠、有馬記念、宝塚記念が有名なグランプリレースといったように通常のレースよりも注目度が高くなるレースがあります。
それは、地方競馬も同じで特にダート3冠と位置づけられている羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートクラシックの注目度・人気は絶大。
毎年多くの競馬ファンが世代最強ダート馬の誕生を楽しみに予想に参加しています。
ということで、本記事では地方競馬の注目レース、「ダート3冠」を徹底解説!
是非最後までご覧下さい!
ダート3冠の根底であるダートグレード競走を解説!
早速、ダート3冠レースについてご紹介していきたいところですが・・・
この3レースは、数多くあるダートグレード競走のごく一部。
そこでダートグレード競走とは一体何なのかの解説から始めていきたいと思います。
ダートグレード競走とは?
日本競馬は、歴史的な背景から中央競馬と地方競馬は長い間別々のものとして扱われてきました。
限られたレースでは、地方と中央の交流はありましたが、基本的には馬・騎手・調教師が交わる事は少なく、見えない大きな壁がある感じ・・・
今も完璧には拭えていませんが(泣)
そんな中央と地方の間にあった壁に風穴を開けたのが、「交流元年」と言われた1995年。
この年から地方競馬で行われていた主要重賞競走に中央馬が出走できるようになり、中央のダート重賞に地方馬が出走できるようにもなりました。
そして1997年、中央と地方のダート交流重賞に共通の格付けが施され「ダートグレード競走」が誕生する形に。
この事がきっかけでダート馬の活躍が広がり、日本のダート競馬のレベルは格段にアップすることになりました!
不遇な時代を乗り越えたダート競馬
今では、先人たちの大きな貢献もありダート競馬が注目されるようになりましたが、かつては芝レースと比較して蔑むような見方を取られる場合が多かったです。
日本競馬は、芝の中央競馬・ダートの地方競馬の2本立てで発展してきました。
ダートは中央競馬の補完的な位置づけでしたので重賞レースはほとんど行われず、ダートが得意な馬にとっては不遇な時代。
ダート最強と言われる活躍馬がいても今とは違い種牡馬になることは稀、仮に種牡馬になれたとしても成功することはほとんどありませんでした。
しかし、ダートグレード競走が常設されたことによりダート競馬のレベルがアップ。
後に日本のダート血統は中央競馬でも活躍できる馬を輩出できるようになります。
現在では、ダート馬にも活躍の舞台が広がり、ダート馬の能力が芝と同様に評価される時代へと変化する形になりました。
世界的に盛り上がるダート競馬
ダート競馬の発展・注目度の上昇が著しい、近年の日本競馬。
しかし、ダート競馬の本場と言われるアメリカの注目度・人気はかなりのものです。
それが顕著に表れているのが、競馬場のレイアウト。
ほとんどの競馬場で芝コースが内側にあり、スタンドに近い外側にダートコースがある作りになっています。
日本の競馬場と完全に逆ですねw
アメリカでの人気は絶大ですが、このダート競馬の人気が世界的に広がる出来事が1996年に起きます。
それは、UAEでのドバイワールドカップの開催。
当時世界最高賞金だったことに加え、招待レースとしたことで本場のアメリカをはじめ、世界各国からダート最強馬が集まるビックレースとなりました。
日本からも毎年チャンピオン級のダート馬が参戦しています。
そして2020年、賞金総額2,000万ドルを超えるサウジカップが創設され、ダート競馬は更に盛り上がりを見せる形になりました。
地方競馬ダート3冠とは?レース概要を詳しく解説!
地方ダート競馬の歴史、ダート3冠の基礎となるダートグレード競走創設までの道のりを詳しく紹介してきました。
ここからは、地方競馬ダート3冠を1レースずつ詳しく解説していきます。
ダート3冠1戦目 羽田盃
はじめに紹介するのは、ダート3冠の1戦目「羽田盃」。
実施月 | 4月下旬 |
---|---|
レース体系 | JpnI |
競馬場 | 大井競馬場 |
距離 | ダート右・外1800m |
出走資格 | サラブレッド系3歳牡馬・牝馬 |
1着賞金 | 5000万円 |
負担重量 | 定量(57kg、牝馬2kg減) |
東京ダービー(当初は春の鞍)より1年遅れ1956年に第1回大井杯として実施。
1964年の第9回から羽田盃という名称に変更されます。
長らく南関東3歳三冠の一冠目として行われてきましたが、ダート競走の体系整備によって2024年からJpnIに格上げ。
これにより、中央も含めた全国のダート三冠の一冠目となりました。
地方馬は、ブルーバードカップJpnIII・1着馬、雲取賞JpnIII上位2頭、スターバーストカップ1着馬、京浜盃JpnII上位2頭に優先出
走権が与えられます。
JRA所属馬は、雲取賞JpnIIIおよび京浜盃JpnIIで、それぞれ5着以内の上位2頭に優先出走権が与えられますが・・・
出走可能頭数は4頭と、従来のダートグレード競走に比べて狭き門となっています。
ダート3冠2戦目 東京ダービー
続いて紹介するのは、ダート3冠の2戦目「東京ダービー」。
実施月 | 6月上旬 |
---|---|
レース体系 | JpnI |
競馬場 | 大井競馬場 |
距離 | ダート右・外2000m |
出走資格 | サラブレッド系3歳牡馬・牝馬 |
1着賞金 | 1億円 |
負担重量 | 定量(57kg、牝馬2kg減) |
東京大賞典GIとともに大井競馬場の重賞としてはもっとも長い歴史がある東京ダービー。
かつては南関東の「ダービー」でしたが、ダート競走の体系整備によって、2024年からはJRA交流のJpnIとなり、新たな3歳ダート三冠の二冠目となりました。
地方馬は一冠目・羽田盃JpnIの上位3頭、ユニコーンステークスGIIIの上位1頭(2着以内)、クラウンカップ、東京湾カップの各1着馬から選出。
JRAは羽田盃JpnIで5着以内の上位3頭、ユニコーンステークスGIIIの上位1頭(2着以内)にそれぞれ当レースへの優先出走権が
与えられます。
地方競馬のレースでは珍しいCMが流れる程なのでメディア・競馬ファン共に注目度が高い印象。
会場の盛り上がりは中央競馬のG1に劣らないレベルなので開催される際は是非、会場に脚を運んで見てください!
ダート3冠第3戦 ジャパンダートクラシック
最後にご紹介するのは、ダート3冠の第3戦「ジャパンダートクラシック」。
実施月 | 10月上旬 |
---|---|
レース体系 | JpnI |
競馬場 | 大井競馬場 |
距離 | ダート右・外2000m |
出走資格 | サラブレッド系3歳牡馬・牝馬 |
1着賞金 | 7000万円 |
負担重量 | 定量(57kg、牝馬2kg減) |
ダート競走の体系整備によって創設されたダート三冠の最終戦。
条件的には7月上旬に行われていたジャパンダートダービーJpnIと変わりませんが、新たな三冠目は10月上旬の実施に変更となりました。
フルゲート16頭に対して、JRA馬の出走可能頭数は約半数の7頭。
不来方賞JpnII、レパードステークスGIIIの1着馬と、地方馬に限っては黒潮盃(大井)1・2着馬にも優先出走権が与えられます。
南関東三冠最後の年、23年にはミックファイア(大井)がトーシンブリザード以来22年ぶり無敗の三冠を達成したのも記憶に新しいですね。
今年は、羽田盃でアマンテビアンコが1着、東京ダービーでラムジェットが1着と3冠馬は生まれませんが、ダービー3冠の集大成と言えるレースなので気になる方はぜひ予想に参加してみてください!
ダート3冠 まとめ
ここまで地方競馬のダート3冠について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
地方競馬のダートレース・3冠の歴史について詳しく知ることで予想への参加意欲を高まったことでしょう。
しかし、重賞含め予想が難しいと言われている地方競馬。
自分で1から予想を組み立てるとなるとかなりの時間を要しますよね・・・
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