地方競馬で稀に見かける八百長。

八百長が起こると異常オッズが発生し、評価・実力が低い馬が勝利したり、実力馬が大きな要因なしに凡走するなど不可解な現象が多く起こります。

そんな八百長の発生の一番の要因となるのは馬を操る騎手。

一部の競馬ファンからは「八百長の再販率は高い」とも言われているので、怪しい人物は抑えておいて損はありません。

ということで、本記事では八百長をした、もしくは疑いのある騎手をリストでまとめてみました！

この記事の内容を頭に入れておけば、八百長が起きたが故に馬券代をドブに捨てる・・・

なんて事態を回避できるかもしれません！

ぜひ、最後までご覧ください。

地方競馬で八百長疑惑のある騎手リスト

「競馬の八百長は再犯率が高いと言われている」と先述しましたが、同時に

「八百長疑惑のある騎手はいつ仕出かすかわからない」

と競馬ファンの間では危険視されています。

そこで、どの騎手が疑惑を向けられているかリストでまとめてみました。

※現役の選手をメインでまとめていますが、過去の事例を知りたい方のために引退した騎手も紹介しています

地方競馬では今でも過去に八百長をした、もしくは疑いをかけられた騎手が現役で活動しています。

リストに入っている騎手が出走する際は、オッズ異常、八百長のリークがないか良く確認するようにしましょう。

大きな八百長事件に関与した3人の騎手を深掘り！

ここからは、地方競馬で発生した八百長の中でも特に話題になった・悪質だった騎手を3の詳細についてご紹介。

解説していくのは以下の3名です。

各騎手のプロフィールから事件の詳細まで、詳しく解説していきますので確認していきましょう。

騎手①：金沢競馬の申し子『吉原寛人』

2001年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得し、松野勝己厩舎からデビューした吉原寛人騎手。

翌年には金沢競馬史上最速で通算100勝を達成し、現在も金沢競馬のトップジョッキーとして君臨しています。

そんな八百長とも無縁そうな吉原騎手に八百長の疑いが掛かったのは2012年11月6日の金沢7R。

このレースでは、同じ金沢競馬所属の沖静男騎手が故意にも見えるような不自然なダイブで落馬したことが八百長の疑いを賭けられるきっかけとなりました。

後に「沖ダイブ八百長事件」とも言われます。

吉原騎手もこのレースに出走しており、沖騎手と同じ厩舎所属という理由から八百長の疑いが掛けられることに。

疑いで終わったので正式な処分はありませんでしたが、この八百長事件を理由にJRA騎手試験の受験を断られているとの噂も…。

金沢競馬場は賞金が低いレースは多いため、八百長が横行しているとの話しもあります。

トップジョッキーだからといって信用しすぎるのも良くないことが分かりますね。

騎手②：浦和競馬の実力騎手『橋本直哉』

橋本直哉騎手は1981年1月30日生まれで、現在43歳。

1999年4月19日にデビューし、通算勝利数は491勝です。

得意の追込戦法で、優れた技術を披露してきました。

数多くの勝利を上げてきた橋本騎手ですが、八百長をしたのではと疑われている事件があります。

2021年6月4日の浦和8Rでその事件は起きました。

スタートから出遅れた橋本騎手ですが、その後に全く追う素振りを見せません。

最後伸びてきますが、引っ張りとされるような動きを行い、意図的にスピードを落としたように見えたと話題に。

結果的に4着になり、運営から12日間騎乗停止処分を受けました。

騎手③：船橋競馬の若手有望株『小杉亮』

小杉亮騎手は1989年2月9日生まれで、現在35歳。

2009年5月4日にデビューし、通算勝利数は279勝です。

そんな小杉騎手の八百長疑惑は、2018年7月26日の船橋2Rで起きました。

2番人気に騎乗した小杉騎手は、スタートした後から後方待機。

その後は力を抜いた走りを見せます。

最後の100m時点では普通に走れば2,3着に届きそうでしたが、あからさまな引っ張りを行ってそれを阻止。

結果的に7着になり、運営から4日間の騎乗停止処分を受けました。

なぜ地方競馬で騎手は八百長するのか？その理由を解説！

中央競馬でも八百長が稀に取り立たされていますが、地方競馬での八百長事件・疑惑の問題は頻繁に発生しています。

では、なぜ地方競馬だけ八百長が多いのか？

その理由は、中央競馬騎手と地方競馬騎手の収入の格差が原因とされています。

中央競馬の騎手の平均年収は1,000万〜1,200万前後。

トップ騎手であれば5,000万円程とかなりの金額を稼いでいます。

それに対して、地方競馬の騎手の平均年収は、200万〜400万円…。

同じ騎手でもその差は歴然ですね。

収入の低さを穴埋めするため、犯罪行為ながら大金を稼げる八百長に手を染めてしまうのではないでしょうか。

仮に八百長でお金を手にしたとしても、根本である収入の低さは改善されていないので再犯の確率が高いとされています。

まとめ

日本の公営ギャンブルなので一見クリーンにも見える地方競馬ですが、蓋を開けてみれば八百長だらけ。

もしかすると、読者の中には賭けていたレースで八百長が行われ、馬券代をドブに捨てたという経験をした方がいるかもしれません。

そんな方はこの記事の内容を頭に叩き込み、次回は八百長をチャンスに変えてほしいところ。

ただ、チャンスをものにするのは難しいので、八百長が起こりそうなレースの見極め・攻略は裏情報に敏感"な予想サイトに任せましょう！

「裏情報が反映された買い目で勝負したい」

という方は、ぜひ以下の記事も併せて読んでみてください。